「東京のりもの学会」休止の後、この「公共交通・旅行系」ジャンルをメインとした同人誌即売会は複数開催されており、「東京のりもの学会」の影響を受けた(とされる)同人イベントが複数立ち上げられ、現在に至るまで継続して開催されています。このように、世紀を跨いで開催された「東京のりもの学会」は、「公共交通・旅行系」ジャンル、およびその周辺のジャンルに対し、決して小さくない影響を及ぼしたという自負はあります。
主催団体である「QDAT」は、2007年に「東京のりもの学会」を休止して以降はほぼ活動休止状態にありますが、この間にも「制御方式入門」(第三版・第四版)、「私鉄車両絶滅図鑑1995-2020」を発行してきております。
さて、2007年の「東京のりもの学会」開催休止から間も無く20年を迎えるにあたり、私達QDATは、「東京のりもの学会」を一度限りの復刻開催をすることにいたしました。
「東京のりもの学会」休止後のこの20年を振り返っても、同人界は大きな変化がありました。SNSの普及、公共交通・旅行系および評論情報系同人誌の書店委託の増加、電子書籍やデジタル同人作品の増加に加え、2020年東京オリンピックや新型コロナウイルス感染症を経た同人イベント開催のあり方の変化など、環境は大きく変化しています。加えて近年は非常に幅広いジャンルのオンリー同人イベントが増え、オールジャンルイベントからオンリーイベントへという流れも起きています。
私達の多くは20年近く同人界の第一線から離れており、昨今の公共交通・旅行系同人界の状況を完全に把握できているという訳ではありません。一方、「公共交通・旅行系」というジャンルは、流行に流されにくい、普遍的なものを備えています。
「東京のりもの学会」に参加されていて現在も活動を継続されているサークルさんが少なくない一方で、その後新たにこのジャンルに参入したサークルさんも非常に多く、新しい観点を持った作品が生み出されているという事を感じます。
私達としては、次回の「東京のりもの学会」を、過去の開催手法を忠実に再現するという形ではなく、現代の同人イベントの形へとアップデートした形での開催を考えております。これにより、過去を懐古する「同窓会」に留まらず、この「公共交通・旅行系」ジャンルの将来に向けた更なる活性化に貢献したいと考えております。
「東京のりもの学会 Revival 2027年会」(仮称)の開催場所・時期等は現時点では未定ですが、都内またはその近郊の会場で、開催時期としては2027年秋頃を考えております。規模としては、最大規模となった第10回・2007年会(131サークル)と同程度またはそれを上回る規模を想定しております。
詳細は決定し次第お知らせいたします。本件につきましてご意見・ご感想等ございましたら、遠慮無くご連絡ください。
かつて「東京のりもの学会」に参加されていた皆様との「再会」、そして新たな出会いを、心より楽しみにしております。
2026年2月公共交通・旅行系サークルQDAT
https://qdat.jp/tipt/
東京のりもの学会 X(旧twitter)