一口に「公共交通・旅行」といっても、その範疇は膨大で、参加されているどのサークルも、それぞれの活動内容は全く異なっていると言ってよいほどです。本誌では、これまで東京のりもの学会に参加いただいているサークルや参加者の皆様から、数多くの寄稿をいただきました。この場を借りまして深く感謝しますと共に、読者の皆様には是非、そのバラエティとバイタリティを感じ取っていただければと思います。
また、東京のりもの学会は主催であるQDATのメンバーが、同人誌即売会開催の経験も全く無い状態から、参加者の皆様のご支援のもと経験を重ねてきた、まさに手作りイベントでもあります。そこで本書では、過去の開催の記録に加え、QDATメンバーによる即売会開催に関する経験も、可能な限り盛り込みました。皆様の参考になれば幸いです。
それでは、最後のページまでごゆっくりお付き合いください。
晴海で1年、府中で2年、江戸東京で1年、都産貿で6年。
スタッフの頑張りだけでなく、皆さんの参加・協力があったからこそ、10年も続いたのだと思います。
みんなで10年を祝い、楽しみ、そして見送りましょう。